まだまだ寒い冬、光熱費が気になって暖房を我慢していませんか？
「光熱費が高すぎる…」「暖房をつけると電気代が心配…」
じつは、ちょっとした工夫で暖かく過ごしながら光熱費を抑えることができるんです！
例えば、部屋の広さに合った暖房器具を使うだけでも、暖まりやすさとコストのバランスが大きく変わります。
ここでは、節約しながら暖かく過ごすための具体的な方法をご紹介します。
・部屋の広さやライフスタイルに合った暖房器具の選び方
・暖房器具ごとの電気代やコスト比較
・暖房に頼りすぎない寒さ対策（服装・食事・入浴・寝具）
・光熱費を抑えるための契約プラン見直しや節電の工夫
読み終えていただければ、無理なく暖かく過ごしながら、光熱費を節約する方法がわかります！
賢く対策して快適な冬を過ごしましょう。
暖房器具の選び方
暖房器具は、シーンによって暖房費が大きく変わります。状況に合わせた暖房器具を選びましょう。
- 部屋の広さに合った暖房器具を選ぶ
- ライフスタイルに合わせた暖房器具を選ぶ
部屋の広さに合った暖房器具を選ぶ
部屋の広さによって、適した暖房器具は異なります。
広い部屋に小さな暖房器具を使うと、十分に暖まらず光熱費が無駄になりがちです。一方、小さな部屋に強力な暖房を使うと、無駄な電気代がかかってしまいます。
- 6畳以下の小部屋：こたつ、電気毛布、パネルヒーター
- 限られたスペースを効率よく暖められる
- ピンポイントで暖かくなるため、無駄な電力を使わない
- 6～12畳の中くらいの部屋：エアコン、オイルヒーター、ファンヒーター
- 部屋全体を暖めるならエアコンが最適（最新の省エネモデル推奨）
- オイルヒーターは乾燥しにくく、じんわり暖かい
- 12畳以上の広いリビング：エアコン＋サーキュレーター、石油ストーブ
- エアコンだけでは暖気が上に溜まりがち。サーキュレーターを併用すると部屋全体に暖かさが広がる
- 石油ストーブは即暖性が高く、広い空間向け
ライフスタイルに合わせた暖房器具を選ぶ
生活スタイルによって、暖房の使い方も変わります。
- 家にいる時間が長い人：こたつや電気毛布、ホットカーペットでピンポイント暖房
- 一日中エアコンをつけるより、体を直接暖めるアイテムを活用すると節約に
- 家にいる時間が短い人：エアコンのタイマー機能を活用
- 消し忘れ防止のため、自動オフ機能を活用
暖房器具の電気代比較
以下は、主要な暖房器具の1時間あたりの電気代の目安です。（※電気代は1kWh＝31円で計算）
| 暖房器具 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代（目安） | 12時間あたりの電気代（目安） | 購入価格帯 |
| エアコン（6畳用） | 500～1000W | 約15.5円～31円（500Wの場合） | 約186円～372円（500Wの場合） | 約3万円～7万円 |
| エアコン（12畳用） | 1000～2000W | 約31円～62円（1000Wの場合） | 約372円～744円（1000Wの場合） | 約4万円～10万円 |
| 電気ストーブ | 300～1000W | 約9.3円～31円（300Wの場合） | 約111円～372円（300Wの場合） | 約2000円～1万円 |
| 石油ストーブ ※石油代除く | 1000～1500W | 約31円～46円（1000Wの場合） | 約372円～552円（1000Wの場合） | 約1万～3万円 |
| オイルヒーター | 800～1500W | 約24.8円～46円（1000Wの場合） | 約297円～552円（1000Wの場合） | 約1万円～5万円 |
| こたつ | 300～600W | 約9.3円～18.6円（300Wの場合） | 約111円～223円（300Wの場合） | 約3000円～2万円 |
| ホットカーペット（2畳） | 200～500W | 約6.2円～15.5円（200Wの場合） | 約74円～186円（200Wの場合） | 約5000円～2万円 |
| 電気毛布 | 40～80W | 約1.2円～2.4円（40Wの場合） | 約14円～28円（40Wの場合） | 約1000円～4000円 |
（※機種や使用環境によって電気代は異なります）
暖房を使わずにできる寒さ対策
暖房器具を使わない寒さ対策をすることで、暖房費を抑えることができます。
服装の工夫
室内での服装を工夫することで、暖房の設定温度を低めにしても快適に過ごせます。
暖かい素材を選ぶ
- ウールやフリースは熱を逃しにくく、保温性が高い
- 裏起毛の服を選ぶと、少ない暖房でも暖かく過ごせる
着る毛布や分厚いソックスを活用
- 着る毛布は暖房をつけなくても体全体を温めてくれる
- まるでこたつソックスは足首をしっかり温めてくれる
食事の工夫
食事に体を温める食材を取り入れることで、内側からポカポカになります。
- ショウガ・ネギ・ニンニク・唐辛子：血行促進
- 根菜類（大根・ゴボウ・ニンジン）：体を温める作用
- 発酵食品（味噌・納豆・キムチ）・腸を温めて免疫力アップ
3-3 入浴の工夫
お風呂でしっかり温まることで、寝る前に暖房を使う時間を短縮できます。
入浴剤を活用する
- 炭酸系の入浴剤：血行促進＆ポカポカが長続き
- ショウガやハーブ系の入浴剤：冷え性対策に◎
お湯の温度と時間を工夫する
- 40℃前後のお湯に15～20分浸かるのがベスト
- お風呂上がりにすぐ靴下やバスローブを着ると冷えにくい
3-4 睡眠の工夫
睡眠中の冷えを防ぐことで、暖房を使わなくても快適に眠れます。
湯たんぽを活用する
- 寝る10分前に布団に入れておくと、エアコン要らず
- 足元だけでなく、お腹や背中を温めるとさらに効果的
寝具を工夫する
- 毛布は掛け布団の上に置くと、暖かさが逃げにくい
- 羽毛布団や毛足の長い敷きパッドを使うと、保温性アップ
4 光熱費の契約プラン見直しで節約
電気やガスの契約プランを見直すだけで、月々の固定費を減らせる可能性があります。最適なプランを選びましょう。
4-1 電力会社・ガス会社の見直し
- 電力会社を変更する：電力自由化により、地域の大手電力会社以外の選択肢が増えています。比較サイトを活用し、より安いプランがないかチェックしましょう。
- 電気とガスをセット契約にする：セット割が適用され、トータルでのコスト削減が可能です。
4-2 料金プランの見直し
- 夜間割引プランを活用：深夜電力が安くなるプランを選ぶと、電気代を抑えられます。（例：オール電化の家庭向けの「夜トクプラン」など）
- 基本料金がかからないプランも検討：電力消費が少ない家庭向けに、基本料金ゼロのプランもあります。
5 エアコンの「つけっぱなし」と「こまめにオフ」のどっちがお得？
エアコンを「つけっぱなし」と「こまめにオフ」のどちらがお得かは、外出時間によって変わります。
- 30分〜2時間程度の外出なら「つけっぱなし」の方が安い
- 3時間以上の外出なら「オフ」にした方が安い
エアコンは、部屋の温度を設定温度まで下げたり上げたりするときに最も電力を消費します。
例えば、6畳の部屋でエアコンを使用した場合、1時間あたりの電気代は500Wで約15.5円。
しかし、エアコンをつけた直後の立ち上げ時は約3～5倍の電力を消費することもあります。
外出時間を想定して、エアコンのオンオフを選びましょう。
まとめ
以下の部屋の広さ別に、暖房器具を選びましょう
- 6畳以下の小部屋
- 6～12畳の中くらいの部屋
- 12畳以上の広いリビング
また、家にいる時間が長い人と短い人でも、適した暖房器具は変わります
暖房器具の価格・電気代を比較して、じっくり検討しましょう！
少しの工夫で、暖房を使わずに寒さ対策ができます
- 服装の工夫
- 食事の工夫
- 入浴の工夫
- 睡眠の工夫
光熱費の契約プランを見直すことで節約になる可能性があります
これらの対策を実践することで、光熱費を抑えながら、快適な冬を過ごすことができるでしょう。
ぜひ、ご家庭に合った対策を見つけて、まだまだ寒い冬を賢く暖かく乗り切りましょう！
